スポーツの秋!お口も筋トレ!

こんにちは!歯科衛生士の遠藤優子です(´ ▽` )♪

 

今回は、お口のトレーニングについて!

 

食欲の秋!読書の秋!そしてスポーツの秋!

みなさんは健康のために運動をしたり、筋肉を鍛えることはありますか?

 

お口を見てみると、実は、舌は筋肉でできています。舌を動かす舌の根元の筋肉や、お口の周りの顔の筋肉などもあり、食べ物を咬むとき・飲み込むとき、話すときの発音、笑顔などの表情、などなど無意識かもしれませんが、普段の生活でたくさん筋肉を使っているんです!

 

ここでチェック!
・食事に時間がかかるようになった。
・食べこぼしが多くなった。
・むせやすくなった。
・口をポカンとあいていることが多い。(口呼吸)
・しゃべりにくい。(滑舌が悪い)。

↑上記のような症状に思い当たることがある人は、舌や口の周りの筋肉が衰えているかもしれません。お子さんの場合は、発育不全や悪癖があるかもしれません。

ただし、早めに気づいてお口のトレーニングをして筋肉を鍛えることで、改善することができます!

 

そこで今回は、大人にも子供にもおすすめのトレーニングとして『あいうべ体操』を紹介します!

 

……やり方……
1、「あー」と口を大きくあく。
2、「いー」と口を大きく横に広げる。
3、「うー」と口を強く前に突き出す。
4、「べー」と舌を突き出して下に伸ばす。

1〜4の動きを1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けましょう。

 

『あいうべ体操』は、普段しゃべるときよりも口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。とくに顎関節症の人や口を大きく開けると痛む場合は、回数を減らすか、関節に負担がかからない「いー」「うー」のみをくり返してください。

 

……効果……
あいうべ体操で、舌の位置が正しい位置になったり、筋肉を鍛えることで、かんだり飲み込んだりする動きがスムーズになります。

普段口を閉じて過ごすことができるようになり、口呼吸ではなく、自然と鼻呼吸になります。
鼻呼吸になることで、口や喉が乾燥するのを防ぐことで免疫力が上がり、カゼやインフルエンザなど細菌やウイルスに感染しにくくなります。もちろん虫歯・歯周病の予防にもなります。
他には、イビキの改善、引き締まった表情(小顔効果)などもあります。

 

みなさん!健康のために、お口も筋トレをして鍛えてみましょう!╰(*´︶`*)╯

 

※参考※
今井一彰:みらいクリニックHP「あいうべ体操」より。