歯周病と全身の病気との関わり★

こんにちは!東城です★
最近は気温もぐっと下がり一気に秋の到来を感じます。急な気温の変化で体調を崩しやすい時でもあるのでみなさん気をつけてお過ごし下さい(^○^)
今日は歯周病や歯周病と全身の病気の関わりについてお話させていただきます。
まず歯周病とは、プラーク(食べかす)の中の歯周病菌によって歯を支える歯ぐきや骨などの歯周組織に炎症が起き、破壊されていく病気です。
歯周病の進行が進むと最終的には歯を支える骨がなくなってしまい、歯が抜け落ちてしまいます。
初期段階では痛みなどの自覚症状が少ないため、気づいた時にはすでに重症になっていることが多いです。
また、歯を失う一番の原因は虫歯ではなく歯周病だとも言われています。
歯周病は最終的には歯が抜けてしまったりもする恐ろしい病気ですが、歯周病のもたらす影響はお口の中だけにとどまりません💦
歯周病の細菌が血管を通り全身に回り、全身の組織や臓器へ影響を与えていることがわかってきました。
歯周病は糖尿病、心疾患、早期低体重児出産、誤嚥性肺炎、骨粗鬆症、癌などと関連しているようです。
そして、その中でも歯周病との関連が深い疾患が糖尿病です。
糖尿病は合併症が怖い病気で、高血糖状態が続くと身体の抵抗力が下がり細菌に感染しやすくなります。歯周病は歯周組織が細菌に侵される病気なので、糖尿病になると歯周病になりやすく、なった後も治りにくいという特徴があります。
また、糖尿病が歯周病を悪化させるだけでなく、歯周病が糖尿病を悪化させる原因であると考えられています。
歯周病はお口の中だけの病気だけではなく全身の病気との関わりも十分にあるので注意が必要です💦

ではあなたの歯周病の進行度をチェックしてみましょう‼️
〈軽度の歯周病〉
歯周ポケット:3~4mm
歯肉の赤み
歯ぐきの腫れ
歯ぐきからの出血

〈中等度の歯周病〉
歯周ポケット:4~6mm
歯がグラグラする
歯ぐきが下がり、歯根露出が始まる
口臭や歯肉のかゆみがある
唾液がネバつく
抜かずに治療できる範囲

〈重度の歯周病〉
歯周ポケット:6mm以上
硬いものを噛むことができない
歯ぐきが大幅に退縮している
排膿(膿が出る)
自然出血する頻度が増える

みなさんは大丈夫でしたか?
歯周病はなってからだとなかなか治すのが大変なので予防が大切です‼️
お家だけのブラッシングだけでなく歯科医院で定期的な検査やクリーニングをおすすめします✨✨