ひとくち何回噛んでいますか?🍒

みなさんこんにちは🌼
管理栄養士・歯科助手の野田です😄

すっかり秋になりましたね!
あちこちに金木犀の花が咲いていて、匂いで癒されています。

秋といえば、読書の秋、スポーツの秋、そして食欲の秋ですが、みなさんはどの秋が好きですか?

私はもちろん断トツで食欲の秋です😋🍴
さつまいもや栗が大好きなので、今年もいろんな食べ物を食べたいと思います🎶

さて、今回のブログのテーマは「噛むこと」についてお話していきたいと思います!

 

《どのくらい噛めばいいの??》
ところで、タイトルにあったように、みなさんはひとくち何回噛んでいるかわかりますか?

普段食事しているときに、噛む回数を気にする方はほとんどいないと思います。

目安としてひとくち30回以上噛むと良いと言われていますが、実際は平均10~20回とかなり少ない結果となっております😳

一度の食事で噛む回数は、
弥生時代 4000回
江戸時代 1500回
戦前 1400回
現代 620回
というデータがあり、現代につれだんだん少なくなってきています。

回数が減った要因として、
*昔よりも柔らかいものを食べるようになった
(例えば玄米→白米など)
*スマホ、テレビなどを見ながら食べるようになった
*ひとりで食べる機会が増えた
などが考えられます。

また、噛む回数が減ったことにより、食事にかける時間も減少してきています。
(弥生時代51分→現代11分)

 

《噛むとどんないい事があるの??》
噛むことの効用として、
『ひみこの歯がいーぜ』という有名な語呂合わせがあるのは知っていますか?

もしかしたら小学生や中学生の時に、学んだ方もいるかもしれませんね!

ひみこは歴史上の人物、「卑弥呼」のことを指しています。

先程の話で出てきたように、一度の食事で弥生時代の頃は4000回も噛んでいたので、卑弥呼もしっかり噛んでいたのではないか。ということでこの語呂合わせが出来たと言われています🗣

そしてその語呂合わせは、

ひ・・・肥満を防ぐ
み・・・味覚の発達
こ・・・言葉の発音がはっきり
の・・・脳の発達
は・・・歯の病気を防ぐ
が・・・がんを防ぐ
い・・・胃腸の働きを促進する
ぜ・・・全身の体力向上と全力投球

です!

しっかり噛むのは食べ物がのどにつまらないようにするためだけでなく、様々な効用があるので意識して噛みましょう😁

まずは、ひとくち30回を意識しながら食事をしてみる所から始めるのもいいかもしれませんね!

次回は、噛む回数を増やすための食材や料理の工夫について書きたいと思います🎶