歯の基礎知識と虫歯のレベル

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!いつもご利用いただきありがとうございます!

 

歯医者さんに来て先生に口の中を見てもらう時や、学校の検診などで口の中を見てもらう時に、「7番健全、6番C2、5番C0、4番健全・・」などと謎の番号や記号を先生が言っている!!?あれは何を意味するのだろう?と思ったことはないですか??

今日は歯の基本的な知識と虫歯の大きさについて説明します!

ではまずこちらをご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

『出典:(株)コムネット』

 

これは永久歯の絵です。番号が1番から8番まであります!正面の歯が1番で、奥歯になるにつれて番号が大きくなります!親知らずが8番になりますね!!歯は正常な状態なら上下で28本(親知らずを抜かして)あります!親知らずが4本全部生えていたら合計32本です!生まれつき歯の本数が少ない方もいます!自分の歯が何本あるのか数えてみましょう(*’ω’*)

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは乳歯バージョンです!乳歯はアルファベットで表されA~Eまであります!

A~Eは順番に永久歯に生え変わります。では6番目の永久歯はいつ生えるのでしょう?

6番目の永久歯(六歳臼歯といいます)は5~6歳頃にEの後ろに生えてくるとても大切な歯です!よく勘違いされる方がいますが、六歳臼歯は乳歯が抜けて生え変わるわけではありませんし、親知らずでもありません(;´∀`)

「うちの子乳歯が抜けてないのに歯が生えてきました」

「うちの子親知らずが生えてきたみたいです」

と心配しなくて大丈夫です!

しかし、六歳臼歯は噛む力が最も強く、永久歯の歯並びやかみ合わせの基本となる大切な歯です。そして完全に生えてくるまで1年くらい時間がかかります。歯ブラシも届きにくいですし、生えたての歯はやわらかく、歯の溝もたくさんあってとても虫歯になりやすいのです!!

定期的にフッ素を塗って予防し、強い永久歯になるようにしましょう!

 

次に、虫歯の大きさについて説明します!

虫歯はアルファベットの「C」で表されます。C0・C1・C2のように数字で虫歯の大きさを表しているのです。

C0

 

 

 

 

 

COは本当に初期の虫歯になりそうな歯です!削って治療せずに予防処置をして経過観察することが多いです。

 

C1

 

 

 

 

C1は初期の虫歯です。虫歯の範囲はエナメル質までに留まっています。C0と同じで削らずに経過観察をすることが多いです。先生の判断で虫歯を除去しプラスチックで埋める処置をする場合もあります!

 

C2

 

 

 

 

C2は虫歯がエナメル質の下の象牙質まで進行しています。ここまで虫歯が進むとしみたり痛みを感じる場合が多いです。治療方法は虫歯を削ってプラスチックで詰めるか虫歯の大きさによっては削った後に型をとって出来上がった詰め物をはめ込む方法をとります。

 

C3

 

 

 

 

C3は虫歯が神経まで進行している状態です。痛くて夜も眠れないことがあるでしょう。こうなってしまうと神経をとる治療が必要になります。治療回数も多くなります。神経をとってしまうと歯がもろくなるので補強をして歯の被せ物をしなくてはいけなくなります。

 

C4

 

 

 

 

C4又は残根と言います。絵のように歯がほとんどなくなってしまい、残った根っこの中で炎症がおきてとても重症です。こうなると歯を抜かないといけなくなるケースが多いです。根っこを残すことができても、根の治療をするのに回数がかかったり、治療の費用も沢山かかります。

 

みなさん歯について少しでも興味を持っていただけましたか?もし、歯科医院が怖くて行くのを躊躇っているときはぜひ当院に来て下さい!優しい先生とスタッフがお口の健康をサポートしてくれます(*^_^*)