乳幼児の歯で気をつけること

 

こんにちは!保育士の村山です!(*^^*)

今回は、乳幼児の歯で気をつけることを紹介していきます!

 

⭐️虫歯菌の感染について⭐️

実は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌は存在していません。ではなぜ虫歯になってしまうかというと、赤ちゃんのまわりの人が唾液を通して虫歯菌をうつしてしまっているからです。

虫歯菌をうつさないためには、食べ物の口うつしをしたり、周りの人が使ったお箸やスプーンをそのまま赤ちゃんに使ったりしないようにすることが大切です。また、親御さんや周りの人もきちんと歯の治療とケアをしてお口の細菌を減らしておくようにすると良いですね。

 

 

⭐️甘いものを与えすぎに注意⭐️

もともと乳幼児の味覚は甘いものを好みます。この時期に人工ミルクに砂糖を加えるなどして日常的に甘いものを与えてしまうと、より甘いものを好むようになって、歯が生えてきたときの虫歯の危険性が高くなります。おやつも砂糖の入ったものはできるだけ避けるようにしたいですね。

また、ジュースや乳酸飲料などの甘い飲み物を入れた哺乳瓶を長時間くわえていると、虫歯になりやすくなります。哺乳瓶には、ミルクやお茶以外のものを入れないようにしましょう。

 

 

⭐️授乳や食事で気をつけること⭐️

歯が生えてきている離乳期に、眠りにつきながらの授乳など長時間ダラダラと授乳していると、お口の中に糖分が常にあることで虫歯が発生しやすい状態になってしまいます。特に就寝中は、唾液の分泌量も少なくなるのでより注意が必要です。「どうしても授乳しないと寝付けない」などの理由が場合は、濡らしたガーゼなどで歯を拭いてあげると良いですよ。
また、同じように食事やおやつもダラダラとあたえないようにして、きちんと時間を決めて食事できるといいですね。

 

⭐️乳歯におすすめのおやつ⭐️

乳歯の頃のお子さんは、胃袋が小さいので、一日3回の食事で成長のための十分な量と栄養をとることができません。「おやつ」というのは、お子さんの成長のための「補助的な食事」と考えて頂くと良いかもしれませんね。食事ではとりにくい栄養をおやつでとれると良いですね😊

栄養を補いつつ、よく噛んで食べられるものがいいですよ!🍬

例えば…

果物
スティック野菜
ふかし芋
煮干し

逆に注意が必要なのは、砂糖を多く含み、歯にくっつきやすく、長い時間お口の中に入っているお菓子です。
例…あめ、キャラメル、ガム、チョコレート、ビスケットなど

 

⭐️甘いものを食べたときのケア⭐️

もし甘いものを食べた時はお水やお茶一緒に与えてあげたり、食べたあとは口をゆすいだりするようにして、お口の中に糖分が残らないようにしましょうね。 食べた後に歯みがきをしてあげるのが一番理想的です💡