ジルコニアって何?

こんにちは!アシスタントの目黒です(・∀・)

暑くなってきたと思ったら梅雨の時期に入ってきてしまいジメジメと湿気が多くなってきてしまいましたね、、体調などは崩されていないですか?

さて、今回は被せ物に使うセラミックの中でもジルコニアについてお話しさせていただきます!

ジルコニアという言葉は皆さん耳にしたことはありますか?聞き慣れない言葉かもしれません。私も歯科の仕事に就くまでは全く知りませんでした。
しかし、このジルコニア、とっても優秀な素材なんです。
よくよく調べてみると歯科治療以外でもハサミや包丁、宝飾品、医療器具にも使用されているようです!

ジルコニアとは人工ダイヤモンドとも言われており、耐久性もあって、見た目もよい、そして体にも安全という優れもの。金属を使用していないので金属アレルギーの心配もありません。

さらに詳しくご説明しますと、、

まず、とっても硬くて丈夫なので噛む力が強くかかる奥歯に使用しても割れづらく、しっかり物を噛むことが出来ます。

また、金属を使用していないので体にも優しく安心安全で、金属アレルギーの心配ありません。金属を使用していると金属イオンが流れ出て歯茎が黒く色付いてしまったり、金属で裏打ちしている被せ物ですと歯茎が下がることで内側の金属が見えてしまうという事がありますがジルコニアにはそんな心配もありません!

金属を使用していないため、透明感もあり、ご自身の歯と同じ様な自然な歯を再現することもできます。
金属で裏打ちをしているセラミックもありますが(メタルボンド)、内側に金属がある分、透明感はジルコニアには劣ってしまうと言われています。

ジルコニアは保険がきかない被せ物なのですが、かぶせる時に使用するセメント(接着剤)も勿論保険がきかない物を使用します。保険のセメントですと時間が経つにつれて劣化して溶け出してしまうのですが、保険外のセメントは時間が経っても溶けることはありません。つまり、隙間が出来るリスクが減るので細菌が入り込むのを防いでくれます!

勿論良いところばかりではありません。ジルコニアは保険がきかない被せ物なので費用は金属の被せ物に比べると上がってしまいます。
また、割れづらくはありますが、絶対割れないとも言い切れないところもあります。

どんな被せ物でもメリットデメリットはあります。当院で扱っている被せ物も種類がいくつかありますので、みなさんのお口や希望に合った被せ物をぜひ一緒に選んでいければと思っております。メリットがとっても多いジルコニアをこの機会に知っていただけると嬉しいです。

気になった方はぜひご相談ください