歯の生え変わりと歯並び★

こんにちは🌞歯科衛生士の田口です!

さて。今日はお子さんの歯の生え変わりについてお話したいと思います☺︎
ちょうど…うちの娘(5歳)は、昨日初めて乳歯が抜けましたーー\(^ω^)/
私にとってプチhappyな出来事でしたっ

歯の生え変わる時期や順番は、おおよその目安はあっても個人差のあるものです。
だいたいの目安で言うと、乳歯は生後7ヶ月〜2歳半ころに生えそろい、
乳歯から永久歯への歯の生え変わりは5・6歳〜13歳ころに完了します。(親知らずは20歳前後)
それに伴い、「歯並び」も大変気にな
る問題ですよね!

歯並びや、反対咬合(受け口)などの噛み合わせは、遺伝も大きく関わっていると言われています。
私自身、ひとつひとつの歯が大きく並びきらずに、大人になり歯科衛生士として働きながら矯正治療をして歯並びを治しました!!
尚更…子ども達の歯並びは気になります!!!!(◎_◎;)

親として、どのように歯の生え変わり期を見守ってあげれば良いのか、
いつくかポイントをお話します★

★食事をする際の姿勢と歯並びの関係性
良い歯並びには、歯が並ぶための顎のスペースが必要ですが…お子さんの食事をする際の姿勢がポイントなんです!!それはイスに座った時に、足の裏がきちんと床についているかどうか!です。
足が宙ぶらりんのままでは、お腹や背中に力が入らないことで、咀嚼する際の力が入らず、顎の発達も不十分になりがちです。成長に合わせて、足がきちんと付く、という状態を整えてあげることで、歯並びに良い影響を与える可能性があります!
お子さんの足の高さに踏み台を置くか、このような調節可能な椅子は…理にかなっているのかもしれません♩

★咀嚼力を鍛え、顎の成長を促す
食感を楽しむためだけではなく、歯ごたえのある食べ物をしっかり噛むことは、顎の発達に大きく関わります。人参や大根を野菜スティックにしてあげたりと、食事の工夫もしてあげたいものです♩

★歯磨き
乳歯も永久歯も、生えたばかりの歯はまだ柔らかく酸に弱いので、虫歯になりやすいのです。歯ブラシやフロスを使い、しっかり仕上げ磨きをしてあげましょう^_^
生えはじめの歯は、他の歯よりも背が低く一段下がっていますので、いつも通り歯ブラシを口の前から挿入して列に沿って磨いただけでは届きません。歯ブラシを真横(口角の方)から挿入して磨いてあげると毛先がしっかり届きやすくなります👍
虫歯だけではなく、食べカスが溜まって萌出性歯肉炎にもなりやすいので、歯と歯肉の境目をしっかりケアしてあげたいですね👍
又、より早く硬くて丈夫な歯にするために、歯科医院でのフッ素塗布をオススメいたします!

★歯科医院の受診が必要なケース
・乳歯が抜けていないのに、永久歯が生えてきた
→うちの娘もしばらく、この状態でした。
「下の前歯が、乳歯の舌側から生えてきた!!」とビックリされる方も多いのですが…これは問題の無いことです♩乳歯が揺れて自然に抜けることがほとんどですが、乳歯が全く揺れずに抜ける気配の無いとき…永久歯の行き場を失ってズレて生えてしまう可能性がありますので、一度歯科医院で見てもらいましょう。歯の状態によっては、乳歯の抜歯が必要になることもあります。

・乳歯が生え変わらない
→歯の生え変わりには個人差がありますので、1〜2年のずれは珍しいことではありません。しかし「先天性欠如」といって、乳歯の下に永久歯が用意されていない場合もありますので、乳歯が抜けてから半年以上経っても歯が生えてこない場合は、一度歯科を受診し相談してみても良いでしょう。

・左右対象に生え変わらない
→あまりにも左右の生え変わりの時期がずれると、噛み合わせのバランスが悪くなることがあります。

いかがでしょうか☺︎
歯並びが悪そうだから、矯正に行く!その前に、生え変わり期にご家庭で出来ることがいくつかありそうですよね☺︎私は、まずは娘たちの食事の際の踏み台に期待しつつ、
日々の仕上げ磨きに奮闘中です・:*+.\(( °ω° ))/.:+

なにか心配な事がありましたら、
お気軽にご相談&検診にいらしてくださいね!