動物の歯と人間の歯の違いって?!

こんにちは★
歯科衛生士の東城です。
早い人では先週末からGWで長い連休に入った方もいるかと思いますがみなさんはどのように過ごしていますか?(^○^)
うちの子供たちは動物が好きなので週末は家族で「ふれあい動物園」に行ってきました!
犬や猫などの身近な動物から、普段はなかなか近くで見たり触れたりする事ができない珍しい動物たちなど様々な動物と触れ合うことができるとあって子供たちも大興奮でした(^_^)/
なでてあげたり、エサをあげたりすることで温もりを感じて、命の大切さを学ぶ機会にもなりました★
そしてエサやりをしていて、子供が「動物も歯あるの?」と一言…(^_^;)💦

では、人間の歯と動物の歯は、どんなところが違い、どんなところが似ているのでしょうか?(´・ω・`)
歯の形や役割に注目して比べてみました!

〈トラの歯〉
大きな犬歯が特徴。
その後ろの方に「裂肉歯」といって、骨から肉をそぎおとしたり骨をくだく役割の歯があり、裂肉歯を使って(他にライオンやハイエナも生えている★)食べやすいように横を向いてかんでいる。

〈イルカの仲間の歯〉
歯がみんな同じ形をしているのが特徴。
これを「同形歯」といい(他にワニも同形歯の動物★)、魚を食べるのに合った歯の形である。

〈ロバの歯〉
かたい草も食べれるように、小臼歯と大臼歯がすりつぶすのに適した形になっているのが特徴。
(他にはウシやシマウマも同じ形の歯をもっている★)

〈モグラの仲間の歯〉
1つの歯で、すりつぶしたり切り裂いたりできる便利な歯をもっているのが特徴。
何でもたべやすい歯の形で、この歯は哺乳類の原型といわれている。
(他にコウモリも同じような歯をもっている★)

〈人間の歯の働き〉
前歯と奥歯で形が変わっていて、それぞれ役割も違う。

前歯:かみきる
→食べ物をかみ切り、「包丁」のような働きをする。

犬歯:ひきさく
→前歯の中でも真ん中から3番目のとがった歯。かみ切ったものを細かくする「はさみ」のような働きをする。

奥歯:すりつぶす
→かむところがデコボコしている。このデコボコした面で、食べ物をすりつぶし「すり鉢」のような働きをする。

このように歯は1本1本大切な役割があり、おいしく食べるためにはどの歯も必要です!!
そしてかむことは生きるうえでとても大切です。これは人間も動物も一緒です(^_^)/
みなさんもそれぞれの歯の役割を確かめながらご飯を食べてみてください!

そして、いつまでも自分の歯でおいしくご飯が食べれるように定期検診や定期的なお口のクリーニングがおすすめです★