乳歯の口腔ケア

こんにちは★
歯科衛生士の東城です。
今回は乳歯の大切さや口腔ケアについてお話をしたいと思います♪
妊娠期間中から小学生頃までに、乳歯や永久歯が出来上がります。
そして、歯があることにより食べ物を噛み切ったり、引き裂いたり、噛み砕くことがよくできます。そうすることで、顔やあごの発育を助けたり、顔の形を整えたりする働きもあります。乳歯があることにより正しい発音も覚えていきます。
また、乳歯は永久歯を正しい位置に導く働きもあります。乳歯をむし歯にしてしまったり、早めに歯を抜いてしまうと歯並びや噛み合わせが悪くなります。
乳歯は生え変わるからと考えて、むし歯をそのままにしていたりするとあとから生えてくる永久歯にいろいろな悪影響がでます。ですから、乳歯を大切にしていかなければなりません。
では子供の口腔ケアはいつからすればいいの?!と思う方もいらっしゃると思います。
歯がまだ生えていない赤ちゃんの頃から、よく手を洗って歯ぐきを触ってあげましょう。そうすることで口に何かが入ってくることに慣れていきます。
そして乳歯が生えてきたらお口の中のお手入れを始めましょう♪
最初は下の前歯が生えてきます。慣れるまではガーゼで拭いてあげましょう。
口の中を触られるのに慣れてきたら、歯ブラシを使ってみましょう。
それから次に上の前歯が生えてきます。上の前歯は最初にむし歯になりやすい歯ですから、丁寧に磨きましょう!
子供用の小さめの歯ブラシでくるくると小さな円を描くように歯と歯ぐきの境目を磨いたり、前歯などは歯ブラシを1歯ずつ縦磨きするようにして細かく動かして磨くのもおすすめです★
むし歯になりやすいポイントをおさえて子供の歯磨きは手早く済ませるようにしましょう!
うちの子供達も歯磨き中はじっとしてくれないことが多いので思うようになかなか磨くことができず、毎日苦戦してしまいます(^_^;)💦
お子さんのお気に入りの曲をかけたり、お話をしたりしながら笑顔で歯みがきをしてあげてくださいね!
そして歯磨きが終わったら「きれいになってよかったね」とか「さっぱりして気持ちよくなったね。がんばったね!」と忘れずにお子さんをほめてあげてください♪
歯みがきは時間にすればほんのわずかな時間です。
子どもとの触れ合う時間と考え、たまにはパパにも歯みがきをしてもらい、楽しく、やさしく毎日の習慣にしていきましょう★