麻酔について

みなさん、こんにちは!
歯科衛生士の本田です( ´ ▽ ` )

最近、暖かい日が多くなってきましたね!
私は花粉症なので、暖かいことは
嬉しいは嬉しいのですが、花粉が
飛ぶので、なんとも言えない
気持ちです(´;ω;`)笑

花粉症も今ではひどくなってからではなく
ひどくなる前にお薬を飲み始めて
抑えていくという予防が大事だと
言われるようになってきたので、花粉症の
方はぜひ耳鼻咽喉科へ行ってください 笑

さて今回は、歯科医院で行う麻酔に
ついてお話ししたいと思います。

麻酔……というとやはり、注射の
イメージですよね💦

最近、新規で来てくださる方にお伺いすると
麻酔するのが苦手だという方が多いような
気がします。

しかし、歯科では麻酔は大変重要な役割を
しています!(`・∀・´)
基本、麻酔をするのは、むし歯を削るとき、
外科治療を行うときになりますね。
歯を削る場合には、麻酔をするときと
しないときがあります。その違いは
なんだと思いますか??

正解は、歯の神経が残っているかいないか
ということです。専門用語で言うと
生活歯(神経が生きている歯)なのか
失活歯(神経が死んでいる歯)ということです。

「神経を取る治療」や「根っこの治療」とよく
説明を聞くと思いますが、これはむし歯が
神経まで達している場合、むし歯が神経に近い
場合にこれらの治療を行うことになります。

むし歯が神経に達している場合は、夜眠れない
くらい歯が痛くなることがあります。
むし歯が神経に達していませんが、近すぎる場合、
神経をとらず残してもあとからしみたり、痛みが
出る場合があります。
また、場合によっては知覚過敏の症状が強い
場合も神経を取る治療をします。

これらの場合、麻酔をしてからでないと、
削ってるだけで激痛なので必ず麻酔が
必要になります。

当院では、表面麻酔というものを使っています。
先生が「表面のお薬塗ってから麻酔しますね」と
言いますが、それが表面麻酔です。
名前の通り、表面をまず塗り薬で麻酔をして
そのあと注射の麻酔をしますが、注射の
チクっとした感覚がほとんどなく、注射の
麻酔をすることができます( ´ ▽ ` )
この表面麻酔のおかげで、お子さんでも
麻酔ができる患者さんがとても多く
なりました!
もちろん大人の方にも使っていますので
安心してくださいね(`・∀・´)

また、麻酔後の注意点は
➀個人差や麻酔の量にもよりますが、1〜3時間
ほど麻酔の痺れている、感覚が鈍い状態が
続きます。
➁麻酔の効果が続いている間に、頬や唇を
噛んでしまうと、麻酔が切れたあとに
痛みがでたり腫れたりする原因になります。
➂食事はされても構いませんが、頬や唇を
噛む原因になりますので、麻酔が切れて、
感覚が戻ってからされることをおすすめします。

参考までに、麻酔がきれる前に
唇を噛んでしまった様子です。


(引用:歯科衛生士教本 口腔外科・歯科麻酔より)

唇をめくったところに傷ができていますね。
大人の方ですと、ある程度ご自身で噛まない
ようにできますが、お子さんですと
気づいたらこのように傷になっている場合が
あります😭💦
麻酔をしたあと1〜2時間程度は
注意しましょう。

もし不明な点がありましたら
当院スタッフまでおたずねください( ´ ▽ ` )