治療中について

 

 

こんにちは、歯科衛生士の本田です(*´꒳`*)

最近、急に寒さが増しましたね(T_T)

日中は暖かくても朝と夜が寒くて、お出かけするのにもアウターに迷います…

寒くなったら嫌だなって思ってマフラーを持ち歩いたりしてます。風邪だけは引かないようにしたいですね(T_T)

 

さて、今回はむし歯の治療中について最近思ったことがあったのでお話することにしました。

 

むし歯の治療というと、削ることが必要になりますね。小さなむし歯でも大きなむし歯でもそうです。そして削るときは、ほとんどの場合、お水を一緒にお口の中に出すことになります。

そしてお水を出すということは、吸わなければ患者さんは苦しくなってしまいます。なので、歯科医師の先生が削る機械をお口の中に入れているのと同時に、私たち歯科衛生士や歯科助手が常にお口の中に吸引する機械を入れています。

その吸引する機械を、バキュームと言います。金属の管に先端にゴムがついているタイプや、全体がプラスチックでできているタイプがあります。現在、当院で使用しているのはプラスチックのタイプになります(^ ^)

これらは患者さん毎にキレイなものに交換しているので安心してくださいね(^ ^)

 

今回はそのバキュームに注目してみました。

バキュームのほかに、細いタイプの排唾管(はいだかん)というものもあります。これは管の中に針金が入っていて曲げたり伸ばしたりできるので、患者さんのお口の中に合わせて使用しています。

このバキューム(と排唾管)の目的は主に4つあります。

①ハンドピース(削る機械)による水や切削粉塵、唾液、血液などの吸引

②頬粘膜、唇、舌の圧排(抑える、避けること)と保護

③電気メス使用時などの臭いによる患者さんの不快感の除去

④視野とコントロールスペースの確保

 

さらに排唾管の場合、お口が小さいお子さんや、狭い奥の方まで吸引することができます(^ ^)

お水を吸うイメージが強いと思いますが、バキュームの役割はたくさんありますね。

私が特に気をつけているのは、先生の視界を確保することと、患者さんの舌や頬の粘膜をしっかり保護することです。

人間の身体の中で1番硬い組織は、歯であることをご存知ですか?

その歯を削ることができる機械が、頬の粘膜や舌、唇に当たったとき、どうなってしまうか想像がつくでしょうか?(´;ω;`)

正解は、頬の粘膜や舌、唇は柔らかい組織ですので、切れて出血してケガしてしまいます(´;ω;`)

先生ももちろんですが、私たちもそういったことが起こらないように、細心の注意を払って、アシスタントをしております。

むし歯の治療は患者さんにも協力していただいて、成立します。

大きなお口を開けていただくのも、長い時間横になっているのも、大変負担がかかるかと思いますが、何か不安やわからないことがあれば遠慮なさらずにおっしゃってくださいね(^ ^)

 

最近、治療中のお水が溜まるのが苦手な方がいらっしゃったのでお話させていただきました。日々、勉強ですね(^ ^)

それではまた( ^ω^ )