誤嚥性肺炎

こんにちは😃✨
歯科衛生士の櫻井です‼︎

今回は、“誤嚥性肺炎”について説明していきたいと思います💪✨
皆さん“誤嚥性肺炎”ってご存知ですか?
普段私たちは、呼吸によって吸い込んだ空気は気道を通って肺に入っていきます👌
食べ物を食べたら喉に入っていき気道に入らないように喉にフタ(喉頭蓋)が閉まって、気道に送られるしくみになっています‼︎
また、食べ物と一緒に入った細菌は食道から胃に入れば胃酸によって細菌されます✨

しかし、食べ物や唾液と一緒に細菌が喉のフタ(喉頭蓋)がうまく閉まらなく気道から肺に入ってしまい、そらが原因で肺に炎症を起こしてしまい肺炎になったことを“誤嚥性肺炎”といいます‼︎
あと、口から入ってくるものだけとは限らず一度胃に送られたはずの食べ物が胃液と一緒に食道を逆流して喉まで戻ってきて気管に入り込んでしまい肺炎を起こすこともあります😱💦怖いですよね💦

では、“誤嚥性肺炎”になる要因とは…
①舌の筋力低下
喉のフタを開けたり、閉めているのは舌の筋力が働いている為なのです。なので舌の筋力低下はリスクを高くしてしまいます。

②脳梗塞、加齢の低下
喉のフタをコントロールしているのが脳(せき中枢、運動感覚野)ですので脳梗塞や加齢の低下でもなりやすくなります。

③点滴、胃ろう
点滴や胃ろうすることによって食べ物などを飲み込まなくなってしまい飲み込み力や口の筋力低下、免疫力の低下でなる場合も。

④虫歯、歯周病
口の中に虫歯や歯周病があると細菌が繁殖しやすく、また唾液の分泌が少なく口の中が乾燥していたりといった状態でも、細菌が増えやすくなっているので十分注意しましょう。

最近、むせるのが増えたって方は気をつけましょう💦
少量ずつでも繰り返すことによってなる方もいらっしゃいます。

実際、“誤嚥性肺炎”になった人の特徴は…
①声がガラガラしている
②食欲がない
③よく咳が出る
④むせがある
⑤発熱
などがあげられます。

何事も早期発見✨
もし、読んでて心当たりある方本人、家族、親戚の方がいましたら一度受診してみては。

そして、皆さん毎日無意識に空気を吸ったり吐いたりしてます。当たり前のように繰り返されてます。
お話ししたり、食べ物を食べたりもしてます。
なので、喉のフタは常に開いたり閉まったりしてます。
現在、症状が出てなくても皆さんになり得る可能性があります。
次回は、“誤嚥性肺炎”予防方法をご紹介したいと思います✨
それでは、また👋

参考文献📕
介護のための摂食、嚥下障害の理解とケア
ためしてガッテン2015秋