あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。保育士の阿知波です
ぐっと気温も下がり、冷え込む日が多くなりました。みなさま体調はいかがでしょうか
年始も是非無事であって欲しいです^_^
今回は食事バランスについてお話ししたいと思います
食品に含まれる栄養素は、大きく分けてタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5つに分類されます。これら5つの栄養素はそれぞれの役割を持っており、お子さんの成長・発達のためにはすべての栄養素をまんべんなく摂る必要があります。
例えば、骨の成長にはカルシウムを摂ることが重要だというのはよく知られていますね。しかし、骨をつくるためにはカルシウムだけを摂ればよいのではなく、骨の材料となるタンパク質、さらにカルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨の形成を促すビタミンKも同時に必要となります。
カルシウムは牛乳・乳製品に、タンパク質は肉・魚・卵、ビタミンDは魚介類・きのこ類、ビタミンKは納豆・緑黄色野菜などに多く含まれています。
こんなにたくさんの食品を食べるのは大変そう…と思いがちですが、
食事のバランスを意識するだけで、これらの栄養素を効率よく摂ることができます。
したがって、身体の材料や身体づくりを助ける栄養素を意識することは大事ですが、それ以上に様々な食品を組み合わせて、たくさんの種類の栄養素を体に取り込むことが成長へのカギとなるのです。
⭐︎栄養バランスの良い食事
栄養バランスの良い食事は意識したいけど、実際の食事で何をどれだけ食べればいいのかわからない…”
そんな時に活用して欲しいのが、5つの料理グループをそろえた食べ方です。
5つの料理グループとは、「主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物」を指しています。
食事バランスガイドが参照されます
これは、2005年に、厚生労働省および農林水産省より発表された「食事バランスガイド」です。
この食事バランスガイドは上述の5つの料理グループから構成されており、1日に何をどれくらい食べたらよいのかをコマの形を用いて示しています。
5つの料理グループのどれかが足りないと、コマはバランスを保てず倒れてしまうことを示しています
食べる量は、料理グループごとに1つ、2つ…のように「つ」で数えます。
料理グループごとに1日の望ましい摂取量(〇つ)が示されているため、この数字を参考に1日の献立を考えましょう。
参照:森永製菓株式会社(成長期の子どもと栄養バランス〜一日の食事メニューの提案〜)
献立を毎日考えるのは大変ですが、デリバリーも取り入れつつ長く続けたいものです