ママが体調不良…😣

こんにちは(^^)保育士の佐々木です。昨年から続いているインフルエンザ感染が、地域によってまだ増加中とのことです。新型コロナウイルス感染も増えているとか…。ママは体調を崩してもなかなか赤ちゃんのお世話を休むことができません。とはいえインフルエンザにかかってしまうと、自分の体もつらいし赤ちゃんへの感染リスクもあるしで、どうしたらいいものか悩んでしまうのではないでしょうか。今回はママがインフルエンザになったときの対策や赤ちゃんのお世話のポイントをご紹介します。

ママがインフルエンザになった!赤ちゃんにはうつる?

インフルエンザは、飛沫感染で感染が広がります。そのためインフルエンザに感染したママの飛沫を赤ちゃんが吸い込むと、赤ちゃんにもうつる可能性があります。赤ちゃんにインフルエンザをうつさないためには、十分な感染対策を行う必要があります。

ただし、生後6ヶ月ころまでの赤ちゃんは生まれたときにママからもらった免疫があるため、インフルエンザなどの感染症にはかかりにくいと言われています。

ママがインフルエンザになったら赤ちゃんのお世話はどうする?

ママがインフルエンザになったら、赤ちゃんや他の家族とは生活スペースをわけることをおすすめします。ママ以外の家族がインフルエンザに感染したときも同様です。感染拡大を防ぐためには、感染者を隔離することが1番効果的な対策です。

ママ自身もしっかり体を休めたいところなので、赤ちゃんのお世話はできれば家族にお任せし、ママは療養に専念するのがおすすめです。

とはいえ「赤ちゃんのお世話があるから隔離は難しい…」というのが、多くのママの本音ですよね。そこでここからは、インフルエンザに感染したときのお世話のコツや感染対策をご紹介します。

ママがインフルエンザに感染していても、インフルエンザウイルスが母乳から赤ちゃんに移行することはほとんど無いと言われています。
ただし授乳中に赤ちゃんに密着すると感染リスクが高まるので、感染対策は必須です。またできるだけ短時間で済ませるようにしましょう。搾乳をして家族に哺乳瓶で飲ませてもらうなどができるとより良いです。とは言え無理しすぎずミルクで代用することも検討してくださいね。

授乳中でも服用できる抗インフルエンザ薬があります。受診の際に授乳中であることを伝え、薬を処方してもらいましょう。

インフルエンザになっても赤ちゃんのお世話は休めない…そんなときは、できる限りしっかり感染対策を行いましょう。ここから、赤ちゃんにインフルエンザをうつさないための基本的な感染対策をご紹介します。

マスクをして生活する

家族と接するときは、感染している人もそうでない人もマスクをしましょう。部屋の隔離が難しい場合は、常にマスクをして生活するのが安心です。

赤ちゃんに触れる前に手を洗う

赤ちゃんのお世話をする前には石鹸でしっかり手を洗いましょう。もちろん赤ちゃんに接する前だけでなく、家事をする前や部屋を移動する前など、気づいたときにこまめに洗うことが大切です。感染していない家族も手洗いを徹底しましょう。

授乳時は服を着替える

赤ちゃんと密着するときは、清潔な衣服に着替えると安心です。衣服にもウイルスが付着することがあります。

抱っこではなくおんぶにする

インフルエンザウイルスは口や鼻からでる飛沫に含まれるので、抱っこではなくおんぶをした方が安心です。赤ちゃんによって好みがあるとは思いますが、嫌がらない場合はしばらくおんぶがおすすめです。

赤ちゃんの顔に向かって咳やくしゃみをしない

授乳時などはついそのままの姿勢で咳をしてしまうかもしれませんが、咳やくしゃみをするときは赤ちゃんから顔をそらしましょう。咳やくしゃみの飛沫を吸い込むと、インフルエンザに感染するリスクが高まります。

こまめにアルコール消毒をする

おもちゃやドアノブなど赤ちゃんが触れるものは、定期的にアルコールで消毒してください。

部屋を加湿する

インフルエンザウイルスは、乾燥した環境で活発になります。加湿器を使ったり濡れたタオルを干したりして、部屋を適度に加湿するようにしておきましょう。湿度は50-60%ほどに保てるといいですね。

感染症にならない事が1番なので、家族みんなで予防していくことが大切ですね。

参照:キッズドクター