こんにちは!
歯科衛生士の佐藤です🪥
春らしくなりポカポカした日が続いていますね🌸歩いていると桜がキレイすぎて、とってもテンションがあがります!🥰
今年もたくさんお花見したいです🍡
今回は『健康寿命』についてお話ししていきます!
日本人は平均寿命が長く、長寿大国ともいわれていますね!長生きするのは喜ばしいことではありますが、ここで非常に重要なキーワードとなるのが「健康寿命」です!
高齢化社会における日本では、平均寿命と健康寿命の「差」が問題となっています。
まずは「平均寿命」と「健康寿命」とは何かをお話ししていきます。
平均寿命とは、0歳児が平均してあと何年生きられるかを示す指標のことです。言い換えれば0歳の平均余命と同じ意味です。
それに対して、健康寿命とは、簡単にいえば「健康に過ごす期間」のことです。継続的な介護や支援を必要とせずに日常生活を送れる期間を指しています。
平均寿命と健康寿命の差である「不健康な期間」は、現在、男性で約9年、女性では約12年です。健康上の問題で日常生活に制限のある期間が9~12年もあるということです。
この期間の短縮に大きく影響するのが、口腔機能であることがわかっています。
「噛むこと」「飲み込むこと」「会話をすること」に代表されるお口に関係する機能は、全身の健康にもつながっています。
例えば咀嚼能力の低下は、しっかりと食べ物を噛めないことから、消化器に負担をかけます。そればかりか脳の活動低下をもたらし、認知症の発症や重症化に影響しているとされています。
また歯周病は心臓病や糖尿病、脳血管障害など多くの全身疾患を悪化させることもわかっています。お年寄りが発症しやすい誤嚥性肺炎の原因菌は、実は歯周病菌なのです。
このように、お口の健康と、健康寿命には深いつながりがあります。
「最後の10年」を、寝たきりで介護が必要な生活を送るのか、元気で楽しい時間を過ごすのかと考えたら、誰でも、健康で幸せでいたいと考えるのではないかと思います。
ただ、実際、そのような人生を送れる人は1割程度しかいないという現実があります。
つまり、9割の方は、寝たきりで介護が必要な生活を送るのです。
高齢になってからの人生をどう生きるのかは、お一人おひとりにとって大きな課題となります。
何歳になっても心身ともに健康であることで、行動範囲が広まり、生き甲斐や幸福を見出す機会が増え、QOLが向上します。
私たちの最終的な目標としては、お口の健康を通じて、全身の健康の維持、豊かな生活を送って頂きたいと思っています。
歯科医院でのメンテナンスで、健康寿命の延伸のためのサポートをさせて下さいね!✨