みなさんこんにちは♪仙台市宮城野区にあるかさはら歯科医院の歯科衛生士の松倉です。
最近はどんどん暖かくなってきましたね!
梅の花などが咲き始めて花壇が鮮やかになってきているので、散歩をしていて楽しい季節になりました♪
季節の変わり目なので、みなさんも風邪をひかないように気をつけてくださいね!
では今回は歯並びと癖についてお話しいたします。
癖と言ってもさまざまな特徴や悪影響があるので今回はその中からいくつかご紹介します。
一つ目は、お口がポカンと空いていること。
おしゃべりや食事以外の時にお口が開いている癖になります。
鼻が詰まっていて鼻で呼吸ができない場合もありますが、お口で呼吸する癖がついている場合や、上唇の筋力が弱い場合、上唇小帯という唇の裏にある筋に引っ張られている場合が原因の場合もあります。
次にどのような悪影響が出ていくかを説明します。
上唇で抑えられていないので前歯がだんだんと出てきてしまい出っ歯など歯並びが悪くなります。
舌が常に下にあるので舌の筋力が弱いため、イビキの原因になります。
口の中が乾燥しているので、唾液が口の中に行き渡らないためむし歯や歯周病になりやすくなります。
二つ目は指しゃぶりです。
おしゃべりや食事以外で指をしゃぶっている癖になります。
指が常に口の中にあるため、前歯が指に押されて出っ歯になったり、歯並びに影響が出てきます。
三つ目は、猫背になります。
習慣的にデスクワークやつスマホ操作をしているとだんだんと首や背中が前に傾斜してきます。
悪影響は、舌が下に落ち口が空いた状態になる。
下顎が押さえ込まれ後退しやすい
肩こりや腰痛の原因になりやすい。
など歯並びだけでなく全身にも影響を及ぼします。
四つ目は頬杖です。
デーブルや机などに肘をついて頬より下の顎を手に乗せ支える動作です。
悪影響としては、顎の関節に負担がかかるだけでなく、左右どちらかの顎にズレが生じて、噛み合わせが悪くなることがあります。
五つめは下唇咬唇癖です。
これは下唇の上に上の前歯を乗せる癖です。『リップバイト』とも呼ばれ、上下の歯の隙間が空いているとより下唇を咬んでしまいます。
悪影響としては、上の前歯が下唇の厚さに押されて強く噛んでいなくても上の前歯が前に出てきてしまうことです。また、下の歯は内側に倒されて歯が重なってしまう原因の一つにもなります。
今回は、歯並びとさまざまな癖の関係についてお話ししてきました。
日常にあるちょっとした癖などがお口の中に関わってくることもあるのでみなさんも気をつけましょう!