集団生活で気をつけたい病気

こんにちは(^-^)/保育士・スマイルサポーターの本多です!

3月に入り、暖かく過ごしやすい日が少しずつ増えてきましたね!娘が休みの日には必ず公園で遊びたい!と訴えてくるので、暖かくなってくれると付き添う親としては暖かい日がありがたいです😊ただ、花粉症の方にとっては厳しい季節になってきますよね。診療中は鼻で呼吸しなければいけないこともありますので、苦しい時などにはすぐに教えてくださいね!!

さて、今回はもうすぐ新年度が始まり、新たに集団生活を始めるお子さんたちに気をつけていただきたい病気についてお話します!

お子さんが保育園や幼稚園に入園すると、急に環境が変わりますよね。

集団生活が始まるので病気をもらってしまうことも多くなります。

また、慣れない環境のせいで、疲れが出て熱を出してしまったり、お腹を壊してしまったりと、何かと体調も崩れがち。

大事なのは、睡眠時間をたっぷりとったり、早寝早起きをするなどの生活習慣をしっかり身につけさせること。お子さんの健康のためにママも一緒にサポートしてあげましょう!

◎麻疹(はしか)

どんな病気?

麻しんウイルスが空気感染をして起きる、感染力の強い病気です。39度前後の高熱が23日続き、くしゃみ、せきといった、風邪に似た症状が出ます。また、目やにが出たり、目が充血したりすることも。そして、ほっぺの内側にコプリック斑という白い斑点ができます。いったん下がった熱が再び上がり始めると、赤い発疹が顔、胸、手足などからだじゅうに広がることがあります。発疹が出てから3~4日後に熱が下がり始め、発疹の色が赤から茶色、黒ずんだ色にかわり、色素沈着を起こします。病気が治っても褐色のしみが残りますが、やがて自然に消えるので、大丈夫ですよ!肺炎を合併して重症化することがあるので予防接種での感染予防が重要です。

治療法

特効薬というものは特にこれといってないのですが、熱やせき、合併症の予防のために、抗生物質などの薬を飲むことがあります。

はしかにかからないためには、1歳をすぎたら麻しん・風しん混合ワクチンを接種しましょう!

◎風疹(三日ばしか)

どんな病気?

風しんウイルスによって起こる病気。38度ぐらいの熱、せき、鼻水のような風邪症状に始まり、顔や耳の後ろに小さな発疹がでて体中に広がります。また、首や耳の後ろのリンパ節がはれて痛むのも特徴です(>_<)熱は2~3日下がり、発疹もだんだん消えていきます。はしかと違って色素沈着はありません。妊婦さんがかかると赤ちゃんへ影響が出ることがあります。

治療法

こちらも特効薬はなく、ほとんどは自然に治りますが、高熱が続く時は入院が必要なことも。熱がある場合は、首元などを冷やして楽にさせてあげましょう。38度では解熱剤を使わないことがほとんどです。発疹のかゆみには、病院からかゆみ止めが処方されることがあります。1歳をすぎたら麻しん、風しんの「混合ワクチン」を接種しましょう!

参照:ベビースマイル赤ちゃんの健康情報

保育園で勤務していた頃、水痘やおたふく風邪が園内で流行してしまうことが何度かありました。潜伏期間が長いこともあり、その潜伏期間は何も症状はないので、そこで感染してしまい、流行してしまうのです。ただ、予防接種を受けていた子どもは症状が軽くすんでいたり、かからずに乗り切ることができていたりしました。

我が子も1歳と同時にこれらの病気の予防接種を受けさせていますよ!!

次回は水痘やおたふく風邪について記載します!