子どもの花粉症発生率は大人と同じ⁉︎

みなさん、こんにちは!保育士の内海です😊

3月に入り少しずつ春らしさも感じられるようになりましたね!でもこの時期に悩ませるのが花粉症です😥私は幸いまだ始まっていないのですがいつ襲ってくるのかびくびくしています💦

子どものスギ花粉症も年々増えており、5~9歳で30.1%、10~19歳で49.5%と大人の発症率と変わらないといいます。スギ花粉症は花粉が飛散する時期と風邪やインフルエンザが流行する時期とが重なるので判断が難しいですよね。また小さなお子さんは症状をうまく伝えることができないため大人が注意を払ってあげる必要があります。
花粉が飛散する時期に子どもが熱はないのにくしゃみや鼻水が止まらない場合は『スギ花粉症』かもしれません。花粉症では目のかゆみを伴うことが多いので花粉症かもと判断する決め手になります。子どもに異変を感じたら医療機関でしっかり診てもらいましょう。

大人と子どもの症状の大きな違いは子どもの場合はくしゃみがあまり出ずに、鼻づまりが多くなります。鼻が小さいからつまりやすくつまると花粉が入ってこないことからくしゃみも出ないということが原因になっています。鼻がつまっていると鼻で息がしづらくなっているため、口呼吸することが多くなっているはずなので、注意深く観察してあげてください。
また口呼吸が多くなると息をするために口を使うので、食事や薬などが飲み込みづらくなる時があります。鼻水は大人の場合はサラサラした水のようなものが出ますが、子どもの場合は少し粘っこい鼻水も出ます。これも鼻づまりが主な症状となっていることに原因があるのではないかといわれています。風邪と見間違えてしまうかもしれませんが、鼻水が出ていたら花粉症も疑いましょう。また子どもの場合、目の症状も発症するケースが多く、頻繁に目のあたりをこすったりします。その他にも、目の充血や目のまわりのむくみなどもよくみられます。

鼻をピクピク、口をモグモグも花粉症の合図です。
鼻がムズムズするのでこすったりかいたり鼻をピクピク、口をモグモグして鼻や口のまわりをしかめたりします。また鼻をいじり過ぎて鼻血を出すこともあります。このあたりも発見しやすいポイントかもしれません。

子どもにとっても花粉症はとても辛いものです。花粉症の季節は、鼻や目などの辛い症状が日常生活に影響してきます。花粉症のためにみんなと同じように活発に活動ができなかったら悲しいですよね。治療することで普段と同じく楽しく生活できることを子どもに伝えてあげればみんなと元気に勉強も遊びもできるんだ!ときっと治療に前向きになると思います♫

花粉症のお薬で眠くなったり集中力が低下してしまう場合もありますが、症状自体が原因のことも多いのです。夜間よく眠れなかったりすると睡眠不足で次の日に影響を与えることがあります。睡眠不足も加わって集中力や活動力落ちますので、子どもの夜の症状にも注意を払ってください。
お子さんの辛さを十分わかってあげながらこの時期を乗り越えましょうね♪( ´θ`)ノ💕
参考:花粉症ナビ