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口と歯の気になる症状(続編)

こんにちは。仙台市宮城野区の「かさはら歯科医院」歯科医師の高橋(克)です。

本日は、歯科診療に使用するレントゲンの種類と体への影響について書いていきたいと思います。

レントゲンを撮影する目的として、虫歯の場所や歯周病の進行度など、日々診療するうえで、欠かせないものとなっていますが、時にはあえて撮影せず、そのまま診療をおこなう場合もあります。

それはどんな場合であるか。少し詳しく説明しますと、まずははっきり目で見て虫歯を確認できるものや、子供の歯の治療で大人の歯がもう見えてきてるものなどですが、妊娠初期の患者さんであったり、レントゲンの被ばく量を心配されておられる方であったりする時など、そんな時も時々あったりします。

抜歯もそうですが、治療を受ける本人やお子様や意思疎通困難な方の場合はその保護者の方々の同意がなければ、レントゲン撮影や歯の治療はできない訳なのです。

「かさはら歯科医院」のレントゲンは従来のレントゲンより、被ばく量の少ないデジタルレントゲンを使用しております。体に安全安心な被ばく量に設定されているので、口の中を全体的に撮影できるパノラマレントゲンでは、こちらでは0.03ミリシーベルトと非常に体に優しい線量に設定されております。

気になる一本の歯や、その周囲をピンポイントで撮影する小さいレントゲンは、デンタルレントゲンと言いますが、それの被ばく量は、こちらでは0.01ミリシーベルトです。

健康影響を起こす被ばく線量の目安として、被ばく線量が500ミリシーベルトを超えると白血球の減少が見られ、1000ミリシーベルト以上で自覚症状が現れると言われています。

妊娠中の歯科レントゲン撮影については、着床前期(受精後一週間ほど)に胎児が一回に50ミリシーベルト以上被ばくすると、流産などの症状が起こります。器官形成期(2から8週)は、胎児の発育がもっとも活発な時期で、X線感受性が高く奇形児が発生しやすい時期と言われています。ですが、鉛入の防護エプロンの着用撮影より、デンタルレントゲンの撮影時の生殖腺被ばくは、ほとんどゼロになるとも言われています。

とは言え、私達の身の周りにある自然放射線からの被ばくは勿論ありますし、人口放射線からの災害や事故や医療での被ばくを経験されている方も沢山おられます。

私達も医療従事者でありますから、やはり細心の注意を払い、ひとりひとりの患者さんにとっての不必要なレントゲン撮影はなるべく避けることを心掛けていければと思います。

参考文献:ちょっと詳しく放射線 より抜粋

 

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