磨き残しの多い場所

こんにちは。
歯科衛生士の澤谷です。

6月に入ってから雨が降ることが増え、「梅雨だな…」と感じる時期になりましたね。

私は歯科医院までいつも自転車で通っているので、空を見て怪しいなと思った日は天気を調べて折りたたみ傘を持って行くようにしているのですが、結局帰りも雨の中自転車を漕いで帰るので「傘の意味ないな…」と思うことがよくあります。笑

そしてどうでもいい話になってしまいますが、こんな梅雨の時期に私は誕生日を迎えました。

先日、院長先生から素敵な花束を頂きました!🌷.*
お花や葉っぱの先にラメがついていてとてもオシャレだな〜と思いながら早速家の玄関に飾りました!

毎日家を出るときや帰ったときに真っ先に目に入るので素敵なお花で癒されそうです。

さて、話は変わりますが、今回は部位に合わせた歯磨きの仕方について書きたいと思います。

口腔内の磨き残しが多い場所として4つ紹介します。

1つ目は、「奥歯の上の歯と下の歯が咬み合う面の溝」です。
奥歯の溝は細いので磨いているつもりでもしっかりと歯ブラシの毛先が届いていないと、汚れや菌が溜まって虫歯になるリスクが高くなってしまいます。
特に小児だと奥歯の永久歯が完全に生えていない時期は、手前の歯と高さが違うので、歯ブラシが奥までしっかり当たっているか鏡を見て確認しながら磨くようにしましょう。
そのときは歯ブラシを磨きたい部分の面に直角に当てて小刻みに動かして磨きましょう。

2つ目は、「歯と歯の間」です。
ここは歯ブラシだけでは磨くことが難しいので、歯と歯が接している面には、フロス(糸ようじ)を使いましょう。
また、少しすき間が空いてきた歯と歯の間は、汚れが溜まりやすく、歯茎の炎症が起きると歯周病の原因になってしまうので、歯間ブラシを使って予防しましょう。

3つ目は、「歯と歯茎の境目」です。
長い間使っている歯ブラシは毛先が広がってくるため、この部位の汚れを落とすことは難しいです。
歯ブラシは1ヶ月に1回の目安で交換しましょう。
歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先を斜め45°で当て、小さく横に動かして磨きましょう。
歯茎にも当たるため、ブラッシング圧には気をつけましょう。
(歯茎が腫れている場合はテーパー毛の歯ブラシがおすすめです。)

4つ目は、「1番後ろの歯の奥の面」です。
歯ブラシが1番届きにくい場所なので、ワンタフトの歯ブラシを使うと普通の歯ブラシよりも汚れが取りやすいです。

これらのことを意識しながら歯磨きするだけでも違ってくると思うので、今までなんとなく歯磨きをしていたという方は少しずつでも、一つ一つの場所に合わせた磨き方を習慣づけていくようにしましょう!