こんにちは、歯科衛生士、和田です。
朝夕が冷える季節になってきました。
これから次第に寒さが厳しくなると、私はつい食いしばってしまう癖があるのですが、皆さんには歯ぎしり、食いしばりの癖はありますか?
ご自身でも知らない間に食いしばっている、お休みの間に音も立てずに歯ぎしりしている…など、その方によって症状の表れ方は様々です。
度合いが酷いと顎の痛み、歯のすり減りはもちろん、虫歯ではないのに歯がしみたり、歯周病が進行するスピードを速めたりすることもあります。
無意識で食いしばると力の抑制が出来ないので、何十キロというご自分の体重を支えられるくらいの負荷が掛かる場合もあるそうです。
(余談ですが、私も寝ている間に自分が食いしばっている力が痛くて目を覚ますことがしばしば… 苦笑)
ご自身の噛む力と言えど、コントロールできないとこれだけの弊害があるので、前述のような症状が出てくる場合には対策が必要です。
歯科でできる対策とは、ナイトガードと言うものを作って寝ている間はお口の中に入れておく、という方法です。
ボクシングなどの選手が競技中お口にはめているマウスピースのようなものになります。
症状や治療の方針によって硬いタイプと柔らかいタイプがありますが、いずれも歯と歯の間でクッションのような役割をし、噛み合わせの位置を安静な状態に維持してくれます。
歯ぎしりの著しい方だと使っているうちに穴が開くこともあるので、その時には作り直しますが、基本的には症状が改善するまで繰り返し使えるものです。
毎晩お口に入れて使うとなると、毎日のお手入れも必要になります。
マウスピース専用の洗浄剤もありますし、手に入りやすい入れ歯の洗浄剤を代用するのも問題ありません。
ただ、入れ歯でもないのにちょっと大仰だな…と感じる場合、便利な専用の除菌・消臭スプレーもあります。
ナイトガード全体が充分に濡れる程度にスプレーし、あとは水でよく洗い流すか、清潔な布で拭き取るだけなので使い方は簡単です。
当院でも取り扱いを始めましたので、今までナイトガードのお手入れに不便を感じていた方、これからナイトガードを作られる方は、宜しければお試し下さいね。