歯ぎしり、くいしばり

こんにちは(^_^)

4月から仲間入りさせていただきました歯科衛生士の茂木(もてぎ)と申します。みなさんの口の中の健康をサポートできるように日々の努力を頑張ります!よろしくおねがいします!新年度から1ヶ月が経ち、元号も変わり、桜も散ってしまいましたね(T ^ T)私自身今年は一度も花見に行かずに終わってしまいました…来年は絶対に花見に行くぞという気持ちでいっぱいです!

早速ですが、ブラキシズムという言葉を耳にしたことがありますか?ブラキシズムは歯ぎしりとくいしばりのことです。歯ぎしりとは、睡眠中に行ってしまうもので、周囲の人に知らされて気づきます。くいしばりは昼夜問わず、無意識のうちに歯を食いしばってしまうことを言います。歯や骨にかかる力が大きくかなり負担がかかってしまいます。

〜ブラキシズムが続いたことにより起こる症状〜

歯のすり減り、知覚過敏(歯がしみる)、骨隆起(下あごの骨が盛り上がる)、冠や詰め物が外れてしまう、歯が割れる、歯周病の進行、顎関節症、口のまわりの筋肉の痛み、あごがずれる、頭痛・肩こりなどさまざまな症状があるのです!朝起きたら口のまわりが疲れた感じがする、歯が痛い、頭痛・肩こりなどの症状があったらブラキシズムが原因かもしれません!

〜日常生活で気をつけること〜

・歯と歯を咬み合わせていることに気づいたらすぐに離しましょう

・唇やほっぺ、あごなどの力を抜く

・ストレスをためない(ストレスを発散していく      ことが大事です)

・肘をついて頬杖をつくことはできるだけ避ける

〜就寝時に気をつけること〜

・リラックスすることを心がける(アロマを利用したり、ストレッチなどもおすすめです)

・高い枕は咬みしめやすくなるので低い枕を使用する

・就寝時の体勢に気をつける(横向きは力が入りやすい)

〜食事の際の注意〜

・左右均等に少しずつ咬む

・硬い食べ物を毎日のように食べるのは避けるようにする

歯科医院で行うブラキシズムの対応

ナイトガードというプラスチック製でできたものを毎晩はめて寝る→(患者さんの口の中にあうようにつくるので自分に合ったナイトカードが完成します!)市販のものもありますが、自分で調節して使用のは難易度が高く、合わないことがほとんどですのでおすすめできません。

噛み合わせの調整をする、上の歯と下の歯で接触がすごい部分を削ります(必要に応じて歯列矯正をする場合があります)

歯周病の悪化を防ぐためにクリーニングを行う

しっかり咬めるように虫歯などの歯の治療をきちんとする

最初にも述べたように歯ぎしりくいしばりはまわりに知らされて初めて気付くことほとんどです。歯を長持ちさせるためにも定期検診を受けることをおすすめします!