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唾液の抗菌作用

かさはら歯科医院、歯科医師の勝海です。今回は今、話題の口内フローラと唾液の関係について説明させて頂きます。腸のなかの細菌が糖尿病や肥満に関係している事がわかり、腸内フローラが話題になりました。じつは最近になって口のなかの細菌である口内フローラも全身の健康にとても深く関わっていることがわかってきています。腸と口のフローラ力を上げて、健康長寿をめざしましょう。
身近なものが口内フローラの強い味方であるといわれています。
じつは唾液とカテキンに口内フローラを改善する力があるそうです。口内フローラを改善する方法として、唾液腺のマッサージがあります。唾液が1日に出る量は約1.5リットル。この中には口内フローラを整える大事な成分があります。唾液の分泌が少なく、口が乾きやすい人は、唾液腺のマッサージで唾液の分泌を促しましょう。大きな唾液腺は、3か所あります。1つ目は耳たぶの下、あごの骨のすぐ奥にある耳下腺、2つ目は左右の下あごの骨のすぐ内側にある顎下腺、3つ目は舌の真下にある舌下腺です。この3か所を、唾液が出てきたと実感できるまで、押しましょう。時間や回数の決まりはありません。ポイントは痛くない程度の力で押すこと、口の中にじわじわと唾液が出てきたことを実感できたらokです。
また唾液には、抗菌物質が含まれており、洗浄作用や自浄作用等、口の中を健康に保つ働きがあります。唾液の抗菌力は強力ではないですが、どんな菌が侵入してくるのかわからないので、ありとあらゆる菌に効くいろいろな抗菌物質を作っています。ですので、唾液の分泌はひじょうに大事です。たいていの場合はしっかり噛むなどあごを動かしていれば唾液は出ますが、水分の摂取量が少なかったり、年をとったりすると少なくなりがちになります。そうなると口の中が乾燥して、細菌が発育しやすい環境になってしまいます。唾液の分泌量が少ないと感じたら、これまで説明したマッサージに加えて、食事の時にはよく噛む、口呼吸はしない等生活習慣を変えてみるのも、いいでしょう。
他には、改善策として緑茶うがいがあります。緑茶うがいは緑茶に多く含まれるカテキンの殺菌成分によって、悪玉菌の繁殖を抑える効果があると期待されています。粉末よりも粉砕緑茶のほうが、より効率よくカテキンを利用することができます。ポイントとしては、夜寝る前、歯を磨いた後に行う、カテキンを口に留めておくため、うがいのあとは口をすすがない等に気をつけましょう。

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