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金属アレルギーについて

こんにちは。仙台市宮城野区にある「かさはら歯科医院」歯科医師の高橋です。

今回は歯科に使用される歯科用金属の種類と、アレルギーについて簡単に説明してみたいと思います。

歯科用金属には保険内で使用されるもの(されていたもの)や、保険外で使用するものの種類があります。

まず保険内で主に使用されているものの一つに「金銀パラジウム」というものがあります。
組成としては、金が約12%、パラジウムが約20%、銀が約50%、銅が約20%、他インジウム等含まれてします。
色々な金属の混合体なのですね。

そして、過去に使用されていた、金属として「アマルガム合金」というものがあります。
ちなみに組成として、水銀が約50%、銀が約35%、スズが約9%、銅が約6%で、他亜鉛が少量含まれています。
練和の機械で練られて、虫歯を取りきった所や被せ物の土台になるように詰められていたものです。
私も学生時代に保存修復の実習で、アマルガム修復の実習を行ったことがあります。

でも今はほとんど使用されていません。。。

実は、この合金には、水銀が使用されているのですが、近年「遊離水銀」による害として、様々な問題が挙げられています。
まず、水銀の人体の与える影響としては、神経系に影響を及ぼすことが挙げられています。
神経が損傷を受けると,麻痺や視力聴力障害、協調運動不全、記憶力や集中力の低下が起こる可能性があるとのことです。

アマルガムを用いた治療はだいたい現世代の30代後半の世代までであれば、治療している可能性があります。
ちなみに私もアマルガムが口腔内に入っている人間の一人です。

私のアマルガムは、中学生の時に近所の歯科医院で3箇所治療したのですが、虫歯の再発がなく、このまま使用しています。
実は、この材料は、隙間の封鎖性に優れており、詰め物の隙間から、虫歯になりにくいものとして、歯科では長年使用されてきました。

そして、「金属アレルギー」の話ですが、多くの患者さんが、実は知らないうちに自分のアレルギーの原因となる金属で、治療されている現状があります。
症状としては、手の平や、足の裏に肌荒れが起こったりします。
そしてことさら、歯科金属は体内に蓄積しやすい性質をもっているのです。。。

金属のアクセサリーでかぶれたり、時計でかゆくなったり、缶コーヒーを飲んで、唇がかゆくなったり、、、
そんな症状が有る方は、特に要注意です。歯科治療の前に、すみやかに皮膚科へのアレルギー検査をお勧めします。

歯科用金属として口の中に使用するものなので、歯の材料も体の一部として考えていただき、慎重に選んでいただければと思います。
皮膚科の診断書があれば、それに応じた保険診療ができるので、是非ご相談いただければと思います。
お待ちしております。

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