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乳児に与えていけない食材

皆さんこんにちは。仙台市宮城野区かさはら歯科医院、保育士兼歯科助手の山邊です。

最近は季節の変わり目ということもあり気温差が激しい毎日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。秋に少しずつ差し掛かり、食べる物も秋の味覚が増えてきましたよね。そこで今回は乳児に与えてはいけない食材について、今年話題になった乳児ボツリヌス症の原因となった蜂蜜がどのように乳児へ影響を与えるのか、留意点なども含めながらお話ししたいと思います。

今回お話をする乳児ボツリヌス症について、今年3月に東京都内で6ヶ月の男児が乳児ボツリヌス症により亡くなるという悲しい事例がありました。先程もお伝えしましたが、その原因となったものが蜂蜜です。

ボツリヌス菌は土壌に広く認められるため、ボツリヌス菌のいる土壌に生えた植物が汚染され、そこからミツバチが花粉などを介して汚染され、更に蜂蜜も汚染されます。その汚染された蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞が含まれており、それを食べることによって乳児ボツリヌス症が引き起こされるのです。

ボツリヌス菌は熱に強い芽胞を作り出す為、一般的な加熱調理では意味がなく、120℃4分間(あるいは 100℃6時間)以上の加熱をしなければ完全に死滅しません。ですが第一に乳児に蜂蜜を与えないことが何よりの予防です。

乳児ボツリヌス症は生後3週〜6ヶ月の乳児に多く見られますが、1歳未満も発症するリスクがあります。なので1歳未満の乳児には蜂蜜を絶対に食べさせてはいけません。1歳を越えると消化器官が発達し腸内環境も整う為発症しなくなりますが、十分に気を付けなければいけないですね。またボツリヌス菌は蜂蜜だけでなく、黒砂糖(黒糖)、コーンシロップ、野菜ジュースにも含まれていることがあります。身近な食べ物程危険性があるので、間違っても乳児の口に入らないように注意しましょう。

乳児ボツリヌス症の症状としては、まず最初の症状で3日以上の便秘が続きます。そして神経麻痺症状が主になるため、母乳やミルクを飲む力が弱くなり、泣き声なども小さくなります。また顔が無表情になることが増えたり、体の筋肉が緩んできて頭を支えることや手足を持ち上げることも出来なくなってしまいます。症状がひどい場合になると、呼吸困難や呼吸停止につながってしまい、最悪の場合死に至ってしまうのです。なので最悪の状況になってしまう前に、常日頃から様子を注意深く観察するようにしましょう。初期症状である便秘が3日以上続いた場合や、上記のような症状が見られた場合にはすぐに小児科へ連れていきましょう。

改めて乳児ボツリヌス症について知ると、身近な食べ物で最悪の場合死に至ってしまうと思うととても怖いですよね。今回お話しした乳児ボツリヌス症も含めて、乳児に与えてはいけない食材について知ることが大切になると思います。また、離乳食などで初めての食材を与える場合には、必ずアレルギーなどが出てしまった場合を想定して、小児科が開いている午前中に与えるようにしましょう。そして、食品表示を必ず見て何が入っているのか確認することを徹底していくことも大切になりますね。

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