指しゃぶりと口呼吸🐧

こんにちは。
衛生士の小田原です🐜🐜🐜

皆さん連休はどこかいきましたか?
少し肌寒いですが、暑すぎるよりはとても行動しやすいですよね🎵

今日は指しゃぶりと口呼吸についてのお話しです👶

⭐指しゃぶり
指しゃぶりは、生後4〜5カ月以降に始まる場合が多いです。
この時期以降の乳児に見られる指しゃぶりは探索行動を表す発達の一現象で随意的運動です。
1歳くらいまでの指しゃぶりは、乳幼児の自然なことです。

1歳半を過ぎるころからの指しゃぶりは、手持ちぶさたや不安などによる落ち着かない感情を和らげるための行動でもあります。

3歳ぐらいでも寝るまえになると指しゃぶりをすることがありますが、心配はありません。
強い精神的ストレスを受けたときに指しゃぶりが出るのは自然な反応です。
無理にやめさせようとすると、逆に多くなることがあります⚡

小学生になっても親指の付け根まで口に入れてしまう場合には、原因を見つけて解決してあげるべきです。
学校に行く前に指しゃぶりが出るようであれば、学校にうまく順応できてないかもしれません。
この時期の指しゃぶりは、子供の環境に何らかの問題があることを教えています。
子供に自信を持たせ、無理なく自立するように促しましょう。

永久歯が生えたあとに指しゃぶりが長くつづくと、上顎の形や前歯の歯並びに大きく影響を与えます。
指の形に沿って上の歯と下の歯に隙間ができる開口になります。

⭐口呼吸
口呼吸とは、鼻で呼吸せず、口で吸ったり吐いたりすることです。

アレルギー性鼻炎などのために鼻がいつもつまり気味の幼児は、習慣的に口で息するようになります。
鼻が通ったようになっても習慣になっているため、口呼吸の癖は続きます。

口呼吸の子供は、口が開きっぱなしになるので、上のはが飛び出し、出っ歯になったり、唇がいつも乾いて腫れぼったくなってしまいます👄
口呼吸をしていると、口から細菌が入って風邪をひきやすくなります。

口呼吸は、咽頭炎、喉頭炎、上気道炎、歯肉炎など人間特有の病気をもたらします。
動物は口呼吸が当たり前です。
口で呼吸する「癖」というのは人間だけの癖です。
慢性的な病気の場合には、つらいのですが、できるだけ口を閉じて鼻で息するように教えると、口呼吸の弊害は少なくなります。

将来のために子供のころから癖はなくしたほうがいいですね。
子供の癖は、自分自身では気づけないので、親御さんの協力が必ず必要なので、たくさんお子さんと触れ合ってください💖