よくあるお子さんの歯に関する3つの疑問

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!

いつもご利用いただきありがとうございます!

 

当院には沢山のお子さんが治療や定期健診に通ってくださっています!お子さんを「虫歯にしたくない!」と虫歯に関しての知識が高いお母様達が沢山いてお子さんの虫歯予防にいつも協力してくださっているので助かっています(*^_^*)

本日は虫歯以外でお子さんの歯に関する質問が多いものを3つ紹介していきます!ぜひ参考にして下さい!

 

①「乳歯がなかなか抜けません」

自分のお子さんと同じくらいの年のお友達が乳歯が抜けた!!と聞くと、あれ?うちの子はまだ抜けてない!!いつ抜けるのかな?と心配になり、さらに数カ月たってもまだ抜ける気配がないととても心配になりますよね!!

ではまずだいたいの乳歯が抜ける年齢を知っておきましょう!

A(乳中切歯)1番前の歯です

 

 

 

 

 

 

 

抜けるる時期:6~8歳

 

 

B(乳側切歯)前歯の横の歯です

 

 

 

 

 

 

 

抜ける時期:7~9歳

 

C(乳犬歯)糸切り歯

 

 

 

 

 

 

 

抜ける時期:9~12歳

 

DとE(第一乳臼歯・第二乳臼歯)

 

 

 

 

 

 

 

抜ける時期:10~12歳

 

このように前歯から奥歯にかけて順番に抜けていきます。ただし歯の生え変わりの時期には個人差があるので大体の目安と思って下さい!!

 

なかなか抜けない場合は様子をみることがほとんどです。他のお子さんと比べて数カ月くらい遅くても心配はないと考えていいでしょう。しかし、基本的に乳歯は永久歯は生えてくると抜けるようになっています。なかなか乳歯が抜けない場合は永久歯が生まれつきない可能性もあるのです。次に紹介する永久歯になかなかはえかわらない時は注意が必要です。

 

②「永久歯がなかなか生えてきません」

乳歯は抜けて安心・・と思ったら今度は下から生えてくる永久歯がなかなか生えてこない(;´・ω・)うちの子このまま歯が生えてこなかったらどうしよう。。と心配になりますよね?ではまず永久歯の生えてくるだいたいの目安の時期を紹介します。

「出典:(株)コムネット」

このように永久歯は歯の場所や上下でも生えてくる時期に違いがあります。

さきほども書いたように永久歯が生えてくると乳歯が抜けるようになっています。永久歯がどんどん生えてきて乳歯の後ろから生えてくるケースもよくあります。歯並びを気にされるお母様もいますが顎の成長や歯にかかる力の関係で永久歯は動きますのでこの段階では心配いらないでしょう。

問題はなかなか生えてこない永久歯です。永久歯も生えてくるのに個人差があります!次のような場合には担当の先生に相談しましょう!

 

同じ位置の歯で左右に差があるとき(例えば右上の1番が生えたのに左上の1番は生えない・・など)

 

個人差があるので何とも言えないですが、半年以上片方だけ生えてこない時はもしかしたら生まれつき永久歯がない場合や他に原因がある可能性があるので、レントゲンを撮ったりして中に歯があるか確認してもらうと安心だと思います!

 

③「歯の矯正は早くやったほうがいいですか?」

お子さんの将来の為にも矯正を考えているお母様は多いです。でもいつから始めればいいのでしょうか?

それは歯ならびの状態にもよるので色々なのです。早く始めた方がいいケースもありますし、焦らなくてもいいケースもあります。(症例によっては変わるのでだいたいの目安で書いています。詳しく知りたいときは先生に矯正の相談をしましょう)

 

矯正を焦らないケース

軽度の歯並びが悪い状態であれば、お子さんの顎の成長を待ってから矯正を行う場合があります。だいたい永久歯が生えそろう12歳くらいですかね。ただ、早く始めた方がいいか焦らなくていいかは専門の矯正歯科の先生に診てもらい判断してもらうのが1番です!

 

早く治療を始めたほうがいいケース

受け口

 

 

 

 

受け口のお子さんは少しでも早く始めた方がいいでしょう。3歳~5歳くらいからが目安になります。早い方が骨格から治す事が出来るからです。

 

重なった歯

 

 

 

 

顎が小さくて永久歯が重なって生えてきてしまった場合です。口を大きくする治療を5~9歳で行う場合があります。

 

うちの子受け口かも?と気になったお母様は早めに先生に相談しましょう!

 

 

今日は3つご紹介しました!また他の歯に関する知識をたくさんご紹介していきますので参考にして下さい(*’ω’*)