こんにちは😃
歯科衛生士の加藤です!
皆さんは毎日歯磨きをしていると思いますが、しっかり磨けていますか?
厚生労働省の調査によれば全国民の98%が毎日歯を磨きます。しかし、一方で歯肉炎を始めとする歯周病にかかる方が増えて居ます。
歯周病は自覚症状がないまま少しずつ、確実に進行していく病気です!歯肉炎→歯周炎と徐々に症状が進行していきます。
プラーク(歯垢)は歯科の二代疾患であるう蝕や歯周病の発症、進行に関与している重要な因子です。
プラークは歯の表面に薄い膜の上に口腔内細菌とその産生物、食べカスが付着・増殖したもので歯面に強い力で付着するため、うがいではとれません。
初期のプラークはグラム陽性菌が付着、熟成し厚みのあるプラークを形成することにより、歯周病の原因である桿菌が見られるようになり、さらに口の中の環境が悪くなるにつれ、運動性の菌を含み、歯面に付着します!
歯を磨くときのポイントは、歯からプラークを取り除くことです!磨いているつもりでも “磨けていない” のは “磨いていない” のと同じということです!
🌀そこで歯磨きのポイントをお話しします!
毛先磨き方法
・歯の表面に歯ブラシを直角に当ててこすり、プラークを落としていく方法です。
〈歯ブラシは歯と直角に〉
基本は歯と直角に当たることです。歯面また歯と歯ぐきの境目に沿ってこすれば、歯の表面に着いたプラークはだいたいとれます!
〈前歯の裏側は要注意〉
歯石が付きやすいのは前歯の裏側。
歯ブラシを縦に持ち、ブラシのかかとの部分を歯と歯ぐきの境目に当て上下に動かす。
〈奥歯は軽く口を閉じて〉
1番奥の歯の横と後ろ側は、口を軽く閉じて歯ブラシを横から突っ込むようにして届かせますら。
〈奥歯の噛む面、裏は力を入れずに〉
歯ぐきの境目に毛先を当てて小きざみに動かします。この時力をいれて押しすぎると、毛先が開いてしまいかえってプラークが取れなくなってしまいます。
〈歯や口の形状に合わせて〉
歯が出っ張っていたり、引っ込んでいると歯ブラシの毛先が当たりません。角度を変えて、毛先を一本一本歯の表面に当てましょう。
*歯ブラシの選び方は
・持つところがまっすぐ
・毛先が平らに揃っている(ストレートカット)
・毛先が丸く、普通の硬さ
★歯磨きの原則は、食べたり、飲んだりしたら磨くことです。外出などで歯が磨かないときは、後で取り返すような気持ちでいつもより長く磨いてください!