親知らずについて🍎

こんにちは😸
歯科衛生士の岡田です🍎

最近私の悩みでもある親知らずについて書いていこうと思います。

まずはじめに、皆さんは自分の歯が何本あるか分かりますか???

乳歯は全部で20本。乳歯が生えることでものを噛むことができるようになり、顔の形も整います。
子どもにとっては「自分で食べる力をつける」役割も担っています🥢

順番や時期が異なる場合もありますが、生後8か月から下の乳中切歯、上の乳中切歯の順に生え、そのあと前から奥へと順に、2~3年かけて生え揃います。

永久歯は「親知らず」を含めて全部で32本。

第1大臼歯(奥歯)は、永久歯の中で一番大きく、噛む力も一番強い、噛み合わせの基本になる大切な歯です。しかし、むし歯になりやすい歯でもあるため、生えてきたら積極的なむし歯予防が必要です。

親知らず(おやしらず)とは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯であり、第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。

親知らずは別名18歳臼歯とも言われ、生える時期は10代後半から20代前半と言われています。

親知らずは一般的には、上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本ありますが、もともと親知らずの無い人や、必ずしも4本が揃っていない人など個人差があります。
現在では、顎が小さく親知らずの生えてくる十分なスペースがないことが多いです。
そのため、萌出方向(生える方向)が通常と異なるために、埋伏(埋まった状態)していたり、傾いてきちんと生えてこないことがしばしばみられます。

親知らずは歯肉に部分的に被ったままになることにより不潔になりやすく、歯肉の炎症を起こしやすい状態となってしまいます。これを智歯周囲炎(ちししゅういえん)と呼び、20歳前後の人に発生する頻度の高い疾患です。

親知らずの抜歯は正常に生えている場合には、普通の歯を抜くのと同様に比較的簡単に抜くことができます。

しかし、親知らずの大部分が骨の中に埋まっていたり、歯の根っこの形が複雑だったりすると、歯肉を切開したり、骨や歯を削ったりするため抜歯するのにもかなりの注意と手間が必要となります⚠️

私は去年左上の親知らずを歯磨きがしづらいのと、下の歯肉に当たり腫れてしまっていたので抜歯してもらいました。そのあとの状態は良好です☺️

現在は右上の親知らずが悩みで、
🧚‍♀️1番奥の歯なので歯磨きが十分に行き届かず、虫歯や歯周病になってしまうのではないか….
🧚‍♂️親知らずに手前の歯が押されて、歯並びが悪くなっている感じがする….
と言った悩みが出てきています。

抜くべきか、抜かないべきかはそれぞれの親知らずによって異なっていきますので、親知らずの生えている方向、現在親知らずに何らかの症状が出ているか、自身の健康状態などをレントゲンやCTを撮って総合的に考慮する必要があります。

歯科医師とよく相談した上で親知らずについて考えて行きたいと思います。

皆さんも親知らずで悩んでることがありましたら、お声がけください🗣