ブラッシングについて✨

みなさんこんにちは!
歯科衛生士の佐藤(萌)です(^O^)

今回はブラッシングについてお話しさせて
頂きたいと思います!

まず、ブラッシングの目的は歯垢(プラーク)を
取り除くことです!虫歯や歯槽膿漏、歯肉炎を
引き起こす原因菌はプラークにあります。
プラークは細菌の塊です。このプラークを毎日の
正しいブラッシングによって取り除いておかないと、
健康な歯を維持することはできません。
虫歯が原因で頭痛、肩こり、内臓疾患など
引き起こしたりすることもあります。
集中力の低下にもつながり、仕事や勉強の能力も
さがってしまいます。毎日をより快適に過ごし、
食べ物を美味しく食べるためにも、正しいブラッシング
はとても大切です。

【歯ブラシの選び方のポイント】
①大きさ
大きい歯ブラシでは口の中で動きがとれません。
歯の奥までとどくような、小さめの歯ブラシを
選びます。使う人の上の前歯二本分くらいが
良いでしょう。

②硬さ
やや硬めで毛先に弾力性のあるものがオススメですが、
歯肉炎の症状がある方は、少し柔らかめのものを使用し
回復してきたら少しずつ硬めのものにしてみましょう。

【歯ブラシの替え時期】
歯ブラシを背の方から見て毛先が柄からはみ出してきたら
取り替えのじきです。目安としては月に一本くらいです。

【歯みがき剤】
歯みがき剤を使用するとブラッシングが短時間に
なりがちです。最初はゆっくりと時間をかけ、
ブラッシングをし、その後で歯みがき剤を使用する
のが良いでしょう。量は毛先にほんの少しだけです。

厚生省の調査によると全国民の98パーセントが
毎日歯を磨きます。しかし、一方では、歯肉炎を
はじめとする歯周病が増えています。
磨けていないのは、磨いていないのと同じ
ということです。歯みがきをする時の大切なポイントは
歯からプラークを取り除くことなのです。

そこで、歯を磨く時のポイントをお話ししていきます。

①歯ブラシは歯と直角に
毛先磨きの基本は、歯ブラシは歯と直角に当てること。
歯面、また歯と歯肉の境目に沿ってこすれば、歯の表面
についたプラークはだいたいとれます。

②前歯の裏側は注意
歯石がつきやすいのは前歯の裏側。
歯ブラシを縦に持ちブラシのかかとの部分を
歯と歯茎の境目に当てて、上下に動かす。

③奥歯は口を軽く閉じて
1番奥の歯の横と後ろ側は口を軽く閉じて、
歯ブラシを横からいれるようにして、届かせましょう。

④奥歯の上、裏は力を入れずに
歯と歯茎の境目に毛先をいれ、小刻みに動かします。
このとき力を入れすぎると、かえって毛先が開き
プラークが落とせません。

⑤歯や口の形状に合わせて
歯が出っ張っていたり、引っ込んでいると、
歯ブラシの毛先が当たりません。角度を変えて
毛先を一本一本歯に当たるように鏡を見ながら
磨きましょう。

歯みがきの原則は、口に何かが入ったら磨くことです!
外出などで磨けないときは、うがいなどをして
お口の中のプラークを少しでも落とすことが大切です(^-^)